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EQ 01 Tone Control [VSTe・M/S]

楽曲同士を重ねる場合、双方にキックが存在する状態であれば何方か一方のキックを消す作業が必要になります。それが DJ ソフトであれリアルミキサーであれキックを消す場合にはイコライザーやフィルター等を使って低音域をカットします。しかし、キックを完全に消す事は不可能です。以外にもキックの音域は高い所まで周波数帯域が伸びているからです。従ってキックを完全に消すにはかなり高い周波数帯域まで絞る必要があります。でも、そんな事をしたらスカスカの音になってしまいます。どこかで妥協点を見出し、実際に音を聞きながらポイントを見つけ出さなければなりません。でも、個人的にこの方法は気に入らないんですよね。

基本的にキックはセンター定位。ならセンター部のみに作用するイコライザーやフィルター等はないものか?と思いませんか?もし、それらが存在するのであれば従来の方法よりも効果的にキックが消せるのではないか?と思うのが人情と云うものです。

そして、探し出したのがコレ。

EQ 01 Tone Control.jpg

一見すると左右独立型の3バンドのイコライザーの様に見えますが実際には違います。コレはステレオ成分をセンター(Mid)及びサイド(Side)に分離し、それぞれに3バンドのイコライザーが調整が出来る VSTe なのです。コレでキックを消せば少なくともスカスカの状態を少しでも防げるのではないか?早速、Volume 9 で試してみました。

結果は狙い通りでした。楽曲にもよりますが少なくともセンター定位以外の低音域が残っているのでスカスカ感は低減されている様です。他にも探せば更に良い VSTe もあるのでしょうが当面はコレを活用していきます。

ダウンロード:http://synthblitz.altervista.org/spazial-.html
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