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Volume 23 のベース [素材制作]

最後の最後まで音作りに苦労したのがベースです。幾つもの音源を立ち上げ、色々と加工を加えても納得のベースの音に近づきませんでした。そこで、全てを一旦リセット。仕切り直しで作ったら以外にもこれがグッド。今日はそんな内容です。

ダウンロードはしたものの、これまで使った事のない音源を使ったのが今回のポイントでした。それが TRK-01 Base です。この TRK-01 Base は Reaktor 6 上で動作する音源でどちらもフリーで利用できます。有名な NI 社のモノなのでここでの説明は省きますが、音は折り紙つきだと思います。

2022-03-27 01.jpg

実際の音がコレです。


後はこの音をどれだけ理想の音に近づける事が出来るか? です。結論から先に書けば下図に示した通りのエフェクト・プラグインを用いました。

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この音をそのまま使っても良かったのですが、ミックスに加えるとどうしても低音域のモコモコ感が出てしまい音がぼやけてしまうのです。そこで、TDR Nova で低音域をバッサリ切りました。それとそれ以外の音域を適当に調整していたら穴場のポイントを見つけたのでその部分も抑えました。

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TDR Novaで調整した音がこちらです。


このままではベースの音がセンター定位になってしまいます。個人的には左右からベースの音を鳴らしたいので REFLEX を用いて音を左右に散らします。

2022-03-27 03.jpg

左右に散った音がこちらです。


いつも愛用している REFLEX ですが、コレを通すと音が軽くなる傾向です。軽い音の場合はそれでも良いのですが今回はベースです。そこで、HeadCrusherFree で音に重みを追加します。

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重みを追加した音がこちらです。


この音でミックスに加えると他の音源に音が埋もれてしまいます。そこで、JsCompShaper で音圧アップを行います。

2022-03-27 05.jpg

音圧をアップした音がこちらです。


ここでまたモコモコ感が復活してしまったので TDR Nova で低音域をカットします。

2022-03-27 06.jpg

低音域を再カットした音がこちらです。


最後に雰囲気を出す為、 AmbientReverb でリバーブを追加します。

2022-03-27 07.jpg

リバーブを追加した音がこちらです。


まあ、所詮、私は素人なのでこれが本当に正しいのかどうかは分かりません。もしかしたらもっと良い方法が有るのかもしれません。でも、いいじゃないですか。色々と自分自身で試す事こそが明日への道とつながるのですから。


と、ここでこのまま終わってしまっては普通のブログになってしまうのでちょっとしたおまけです。色々なプラグインを通しましたが、ベースの音がそれ程の大きな違いを感じる事が出来ません。でも、ミックスに加えると明確な差が感じ取れます。その差は一体何なのか? 考えてもしょうがないので波形で見る事にします。それが下の2つの画像です。上段が素の音の波形で下段が最終の音の波形です。こうして見ると結構違いますね。だから何なのと言われてしまえばそれまでですけど、でも、それだけです。

2022-03-27 08.jpg


2022-03-27 09.jpg


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