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Panagement 2 [VSTe・Stereo & Pan]

前回までは音質の向上を図る為の創意工夫でした。今回は雰囲気の向上を狙った内容です。

基本的に音楽は2チャンネルのステレオです。奥行きは勿論の事、左右の広がりも大切です。そして、このブログでもパンニングに関するプラグインを取り扱いました。それぞれに特徴があり、状況に応じて使い分けが必要であると感じています。ですが、一つだけ納得が行かないものがあります。それがパーカッションのパンニングです。パーカッションの音そのものには音の広がりはありません。あるのは今、そこで鳴っているという事だけです。パーカッションの定位を変える事は簡単です。そして、その指定通りに左右のスピーカーの間でパーカッションのが鳴っています。でも、何かが足りないのです。ただ鳴っているだけなのです。

これらの問題を解決すべく試してみたプラグインが今回紹介する Panagement 2 です。左右だけではなく奥行きもマウスで設定する事ができます。音源の鳴らしたい位置をマウスで設定するだけの簡単操作です。相変わらず詳しい取り扱い方法は分かりませんが効果抜群です。オートメーション機能も有効で遠くの方で鳴っている音源を徐々に近づける事も可能です。当然、逆も可能です。唯一の難点は設定が点で行われる事。最初から音に広がりが有る音源には向かないかもしれません。

音源の位置を前面左側に設定した例

2022-03-20 01.jpg

音源の位置を前面右側に設定した例

2022-03-20 02.jpg

たったこれだけの操作ですが雰囲気が変わります。これまで何となくそこで鳴っている感じからちゃんとここで鳴っている感じに変わります。他の音源に埋もれる事なくしっかりと自己主張している感じです。ちゃんとここで鳴っているよ てね。

私が使っているのは簡易的なフリー版ですが、有償版はもっと細かな制御が出来ると思います。でも、私にはコレで十分です。気になる方は試しみて下さい。

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STC-3 [VSTe・Stereo & Pan]

一時的に Volume 8 で使用したプラグインですが、その効果は気持ち程度。そして、32 bit オンリーである事から取りやめたプラグインです。

STC-3.jpg

64 bit 版で似たようなプラグインを探す事にします。

ダウンロード:http://www.razaudio.com/spatial-expander.html
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Polarity [VSTe・Stereo & Pan]

パンを操作する 64 bit 版の DualPanner が見つかった事で 32 bit 版の Stereo Pan が必要無くなった事は前回、このブログ上で書きました。しかし、この Stereo Pan には定位を振る機能以外にも便利な機能が備わっています。それは指定したチャンネルの位相を反転させる機能です。この機能、誰が考えてもそのまま捨てるには勿体いない機能なのです。しかし、幸いにも DualPanner のダウンロードのページには Polarity と云う同様の機能を有するプラグインが存在しています。それがコレ。

Polarity.jpg

このプラグインを通すとどんな音になるのか? 文字で伝えるよりも実際に聴いてもらえば分かります。

先ずはノーマルな音です。

次に位相を反転( L チャンネルのみ )させた音です。ちなみに両チャンネル共、反転させると聴覚上、何も変化が起きません。

この機能を乱発するとピントがズレ大変な事になりますが、適材適所で用いれば効果的なエフェクトになるのではないかと考えます。実際、Volume 9 から活用しており、この効果、気に入っています。

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DualPanner [VSTe・Stereo & Pan]

Steteo Pan に代わる定位を振るモノとして同様の事が出来る 64 bit 版を探し当てました。それがコレ。

定位を左に振った場合
Dual Panner L.jpg
定位を右に振った場合
Dual Panner R.jpg

Volume 7 からは定位を振る場合、コレを使っています。因みに Stereo Pan は HDD から削除となります。

ダウンロード:http://bedroomproducersblog.com/2014/09/20/sleepy-time-dsp/
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Stereo Pan [VSTe・Stereo & Pan]

音源の定位を左右に振る場合、DAW のパン用スライダーを振りますが、どうしてもコレが気に入りません。大抵の音源はステレオ化されており、左又は右に完全に振った場合、片方のチャンネル音が完全に消される訳です。これではせっかくの情報量が半減されます。聴いてても何かしっくりこないんですよね。この問題点を解決する手段は無いものかとアレコレ検討した結果、良いモノを発見しました。それがコレ。

Stereo Pan.jpg

左右のチャンネルを別々に定位させる事が可能なエフェクトプラグインです。コレを使えば左右のチャンネルに含まれる情報を最大限に活用する事が可能になり無駄がありません。実際に DAW 上で確認すると単にスライダーで振った場合よりもこちらの方が楽曲に溶け込む感じがします。

でも、コレ、32 bit オンリーなんですよね。似たモノで 64 bit 版を探す事にしました。

ダウンロード:http://members.dslextreme.com/users/jhewes/StereoPan.html
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