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MOS EXCLUSIVE DESIGN [使用機器]

当時、長岡式のバックロードホーンを鳴らしていたのが Technics の SU-V6 でした。

su-v6.JPG

このアンプはこれで良かったのですが、せっかく奮発して DS-77 HR を購入したのですからそれに見合うだけの価格帯のアンプが欲しくなるのが人情です。そこで、更に奮発して KENWOOD の KA-1100D を購入。個人的に比較対象だったのが SANSUI 製のアンプだったのですが、当時はレコードがメインの私にとって KA-1100D の MC / MM がそれぞれ専用イコライザーアンプをもつデュアルイコライザー方式が魅力でした。

ka-1100d.JPG

しかし、この選択は失敗でした。デュアルイコライザー方式は別としても KA-1100D と DS-77 HR の相性は最悪でした。上手く活字では表現出来ませんが水と油の様な感じだったのです。中高音だけが目立ち低音は全くダメ。それでも試行錯誤を繰り返し、より良い音を目指す日々が続きました。

やがてレコードから CD に代わると KA-1100D と DS-77 HR の相性の悪さよりも CD の音の悪さに幻滅しオーディオ熱が半減。それから数年後、KA-1100D の原因不明の故障に悩まされ遭えなくご臨終。もはや追加投資等考えられずオーディオ熱も氷河期へと突入したのです。

時代が進み 21 世紀までもう少しとなったある日、何気に入ったオーディオ専門店。そこで目にしたのが展示品を半額で売りに出されていた SONY の TA-FA50 ES 。半額ならと気軽な気持ちで購入。CD の音は相変わらずだけどアナログは意外にもグッド。KA-1100D の時はトーンコントロールで低域をブーストしていましたが TA-FA50 ES ではソースダイレクトでOK。更にソースダイレクトの為、余計な回路を通らない事で音の精度が格段にアップ。TA-FA50 ES と DS-77 HR の相性は抜群です。

ta-fa50es.jpg

そして、今回、DAC-SQ5J の登場によって TA-FA50 ES と DS-77 HR の組み合わせはより高い位置へと昇華した感じです。とにかく音楽を聴くのが楽しい。そして、何よりオーディオが楽しい。こんな古いシステムでもこれだけの音がだせるんですから楽しい訳です。DAC-SQ5J の購入は間違っていませんでした。


追記:

今回、使用したアンプの画像は個人の HP であれば利用可とありましたので『オーディオの足跡』サイト様から利用させて頂きました。この場で大変恐縮ではありますが、お礼申し上げます。ありがとうございました。

又、各アンプの詳細が同サイトに詳しく書かれていますのでリンクを貼っておきます。お時間が許すのであれば訪問してみて下さい。

SU-V6:https://audio-heritage.jp/TECHNICS/amp/su-v6.html
KA-1100D:https://audio-heritage.jp/TRIO-KENWOOD/amp/ka-1100d.html
TA-FA50 ES:https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-fa50es.html


尚、次回のブログ更新は3月26日を予定しています。宜しくお願い致します。

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