SSブログ

アコースティックを取り入れる 3 [素材制作]

完成された楽曲には楽器単独又は楽曲全体にリバーブ等のエフェクトが掛けられている場合がほとんどです。いや、全ての場合にエフェクトが掛けられています。それらの楽曲を解析しても楽器の音プラスエフェクトの音も無条件に解析されます。もし、それがソロなら解析は至ってスムーズに行う事が出来き、MIDI データーへの打ち込みもスムーズに行えます。でも、大半の楽曲は複数の音源からなっており、目的の楽器の音を特定するだけで相当な時間を要します。

今回のアコースティックを取り入れるでは楽曲のイントロがピアノのソロの場合です。この程度であれば誰でも簡単に MIDI データー化する事が可能です。下図は3曲目のイントロの部分を表しています。もう、一目瞭然ですよね。

2018-09-12 01.jpg

そして、上の解析結果を元に MIDI データーを打ち込んだ様子が下図となります。

2018-09-12 02.jpg

ここまでは至ってスムーズに事が運びました。問題はどの様な音源を割り当てるか? です。元々鳴っているピアノの音に重ねても違和感が無く、むしろ音の厚みが増す様な音源が必要です。又、別の見方をすれば素材制作の目的はその素材を重ねる事で前曲と次曲のつながりが違和感なく聴こえる様にする事です。そこで、前曲に使われている音源の中で特徴的な音を探し出し、それに続く様な感じを演出する事にしました。完全な同じ音ではありませんが前曲と次曲の音階のバランスから丁度良いバランスで音を出す以下の音源を用いました。

Marimbaphonic.jpg

使用した音源は以前、このブログで紹介した事の有るマリンバフォンです。元々楽曲に使用されているピアノに重ねると何とも言えない雰囲気を奏でてくれます。今回はこれで決まりです。

まあ、こんな感じで Volume 16 にアコースティック楽器を加えました。他にも有りますがこんな感じです。ただ、残念なのはアコースティック・ギターを加えられなかった事です。ギターは解析も打ち込みも今の私のスキルでは無理。時間をかけて勉強するしかないようです。


尚、次回のブログ更新は9月20日を予定しています。宜しくお願い致します。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。